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2013/01/26

愛しのアイドルよ、売れないで。 「雑刊おつぱの戯れ言」No.15


メガネを新調した。JINS PCでお馴染みのJINSさんで。
「メガネは顔の一部」どころか「顔がメガネの一部」と成り果てている素うどんフェイスの私にとってみれば整形手術に近い感覚だ。



さて。
「JINS PCでお馴染みの」と書けば通じるくらい有名になってしまったJINS。
「しまった」などと記したのは他でもない、そんなに有名になって欲しくなかったからだ。

こんなことを書く筋合いが無いのは十二分に分かっているのだが、何だか無性に書きたくなったので仕方があるまい。

 

私がJINSと出会ったのは今から10年以上前、2002年のこと。日韓共同のワールドカップで湧いたその年だ。
今はもう無い代官山店に初めて訪れたのも、日本対チュニジア戦が行われたその日。皆誰しもが試合を見ているために街中はがらんどうだったのをよく覚えている。

店に入ると、備え付けのTVに店員さんが皆でかじりついていた。さすがにこんな日に買い物にくる客はいなかったようで、入店の際にやたらと驚かれてしまった。
気に入ったメガネを購入し、一緒に行った友人と共に、店員さんに混じってサッカー観戦。今振り返ればその出来事のおかげでスタッフさんと仲良くなれたのだと思う。


以来、お店に足繁く通うようになった。
美容専門学生だった私は髪の毛の色がコロコロ変わっていた。不思議なもので、髪の色が変わると昨日まで似合っていたメガネが急に顔と馴染まなくなる。
髪の色が変わる。お店に向かう。髪の色が変わる。お店に向かう。

 

なんだかんだでこれまでに2,30本のメガネを購入。スタッフさんともかなり親密になり、ご飯を食べに行ったり、旅行の際はお土産をやりとりするまでになっていた。


何年か前より、仕事が忙しくなってお店に訪れる機会が減ってしまった。
時を同じゅうして、JINSは全国にたくさんの店舗を構えるようになっていった。有名タレントを使ったTVコマーシャルもバンバン流れ始めた。
そして、蕎麦屋を改装してできたと言う、その雰囲気が好きだった代官山店も無くなり、俗に言えば今風の店舗だらけとなった。

お店にしてみれば、それは業績向上により多くの顧客を獲得できた成功事例であって、喜びこそすれ悲しむことでは無い。

 

でも、なんか、寂しいのだ。
僕だけが知っている小洒落たメガネ屋さんであって欲しかったのだ。

これは、売れない頃から応援しているアイドルがどんどんと人気になり、ドームツアーや紅白歌合戦に出場するようになった時の古参ファンが持つ感情のようなそれであろうか?

 

否定されれば反論するし、大きくなり過ぎれば独占欲が湧き上がる。
人間とはかくもそういうものなのだろう。

愛しのアイドルよ、売れないで。


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カテゴリ: ソーシャルネットワーキング

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